睡眠・食事・運動など介護士のリアルな生活習慣とは?
株式会社SOKKINは4月30日、「介護士の生活習慣」に関する調査結果を発表した。
介護士は身体介助などで体力を要する仕事であるため、健康のために生活習慣に気を使っている人が多い。その一方で、夜勤などの影響で規則正しい生活を送ることが比較的難しいという現状もある。実態はどうなのだろうか。
夜勤や不規則な勤務環境でも健康維持を意識
今回の調査では、介護士の睡眠時間、食事習慣、運動習慣、健康維持法、自由時間、ワークライフバランスなどを調査した。主な調査結果は以下の通りである。
「睡眠時間」は、 7割弱の介護士が平日は5~7時間の睡眠を確保していることがわかった。
「食事習慣」は7割以上1日3食を摂取しており、7割弱が週に4回以上の栄養バランスを考えた食事を食べていると回答している。
「運動習慣」に関しては、4割以上が運動習慣がないことが明らかになった。また、最も多かった健康維持法は、「十分な水分摂取」だった。
1日の「自由時間」は、2時間程度が最も多い。また、9割弱が職場選びでは「自由時間の確保」を重視しており、 7割以上が「ワークライフバランスがとれている」と回答した。
課題は運動不足やワークライフバランスの確保
今回の調査結果を通じて、夜勤などで生活リズムの維持が困難な働き方のなかでも、睡眠時間をしっかり確保し、食事も栄養バランスを整えてしっかり摂取している介護士が多いことがわかった。
一方で、運動不足やワークライフバランスの課題も存在することも明らかになった。
介護士の健康管理と働きやすい環境づくりは、介護サービスの質の維持・向上に直結する重要な問題である。今後も介護士の健康維持に向けた取り組みが求められる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社SOKKINのプレスリリース
https://prtimes.jp/000000057.000111846.html介護士の生活習慣 かいごの森
https://kaigoshi-kyujin-kaigonomori.com/base/