MICIN、介護者500名対象の意識調査結果を発表
株式会社MICINは6月17日、親などの介護を行っている有職者500名を対象に実施した「介護への意識調査」の結果を発表した。
「介護による仕事への影響」や、「介護でのオンライン診療の利用」に焦点を当てた調査である。
オンライン活用で勤務時間の影響軽減などに期待
調査結果から、働きながら介護を行っている人の60.0%が「通院の送り迎えや付き添い」を行っており、そのうち79.3%が通院の送り迎えや付き添いで「仕事への負担・影響がある」と回答した。
このような状況下で注目されているのが、通院が不要なオンライン診療の活用である。現状では、現在介護でオンライン診療を利用している割合は20.2%と、2割にとどまった。
しかしながら、45.4%が「介護でオンライン診療の活用を今後予定している」と回答している。また、全体では約7割が「今後介護でオンライン診療を活用してみたい」と感じていることも明らかになった。
介護でオンライン診療を活用する理由として、「勤務時間への影響を少なくするため」が56.1%と最多。次いで「仕事と介護を両立するため」が52.0%、「待ち時間がなくなるため」が49.1%と続く。
また、「親などの体力的/精神的負担を軽減するため」も45.6%となっており、被介護者の負担軽減を求める割合が高いこともわかった。
出典元:MICIN(マイシン)調べ
(画像はプレスリリースより)
株式会社MICINのプレスリリース
https://micin.jp/news/12749