見守りセンサー×介護・福祉業務支援ソフトウェア
積水化学工業株式会社は、10月18日、同社の高機能プラスチックスカンパニーによる介護施設・病院向け見守りセンサー「ANSIEL」と、エヌ・デーソフトウェア株式会社の介護・福祉業務支援ソフトウェア「ほのぼのNEXT」がシステム連携したことを発表した。
病院や介護施設利用者の健康維持貢献に期待
「ANSIEL」はベッドのマットレスの下に敷く見守りセンサー。利用者の「入床・体動・起き始め・起き上がり」を検知し、ナースコールやブラウザ、専用アプリ画面で通知するほか、Wi-Fi環境を活用し専用ブラウザやアプリ経由で「在床状況の一括把握」「心拍・呼吸」の情報を入手・記録する。
一方、「ほのぼのNEXT」は介護記録ソフト。今回のシステム連携により、介護現場の作業効率化と管理レベルの向上を同時に実現することとなった。
具体的には、介護現場で従来手作業で行ってきた記録業務の負担を軽減する。
さらには、「ANSIEL」で検知取得した「起き上がり」などの履歴や「心拍・呼吸」のデータ情報を「ほのぼのIoTクラウド」経由で「ほのぼのNEXT」の介護記録画面に同期。迅速なデータの把握、記録漏れ・誤記の防止を可能にした。
同社は長期ビジョン「Vision2030」の中で社会課題解決貢献のさらなる推進を掲げている。今後も製品の開発・連携を進め、利便性向上、社会の課題解決に努めていく考えだ。
(画像はプレスリリースより)

積水化学工業株式会社 プレスリリース
https://www.sekisui.co.jp/news/2021/1367054_37322.html