第3版では施設内感染と向き合うための留意点なども
高齢者の変化に対する気づき、気づいた時の対応などについて解説している新刊『高齢者ケアのキーノート いつもと違う高齢者をみたら 第3版 在宅・介護施設での判断と対応』が医歯薬出版から発売された。
著者は社会福祉法人湯河原福祉会「浜辺の診療所」の管理者で、同法人特別養護老人ホーム「心花春(多床室型)」配置医、同法人特別養護老人ホーム「シーサイド湯河原(ユニット型)」配置医の荒井千明氏である。B5判、144ページ、定価は2,860円(税込)となっている。
経過観察でいいのか?直ちに受診が必要なのか?
高齢者の看護や介護を行っていると、高齢者がいつもと違っていることに気づくことがある。ただ、その時にどうすればいいのかと困ったことはないだろうか。様子見でよいのか、即受診すべきかなど、判断の重さから立ち往生してしまうのかもしれない。
また、スタッフや家族は高齢者のどのような変化に気づくべきだろうか。同書は高齢者施設や在宅にて、高齢者のケアなどを行っている人に向けて、立ち往生した時の手引きを目指した一冊である。
「いつもと違う」ことへの気づきの重要性や、症状とバイタルサインのみかた、「いつもと違う」に出合った時の対応を事例から解説、終末期対応の実際、高齢者医療の未来なども紹介されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

高齢者ケアのキーノート いつもと違う高齢者をみたら 第3版 在宅・介護施設での判断と対応/医歯薬出版株式会社
https://www.ishiyaku.co.jp/