ケアスル介護が介護施設のトラブルを調査
Speeeは7月19日、介護施設で起きたトラブルに関する調査結果を発表した。同社が運営する「ケアスル介護」が、老人ホームなどの介護施設に入居をした経験がある人、もしくはその関係者300名を対象に実施したもの。
調査結果によると、介護施設に入居した約51%が「特にトラブルはなかった」と回答している。
残り約49%は何らかのトラブルがあったと考えられるが、どのような事態が発生したのだろうか。
最も多かったのは「ほかの入居者とのけんか」(16.7%)となっており、次いで「スタッフの対応の悪さ」(16.0%)だった。
トラブルのうち3番目に多い回答は「介護サービスの品質が低い」(9.7%)、4番目は「金銭紛失によるトラブル」(9.3%)、5番目は「医療・看護体制の品質が低い」(8.7%)と続く。
トラブルは外部の相談窓口も利用しよう!
介護施設でトラブルが起こったときの対処を尋ねたところ、最も多かったのは「スタッフに伝えて改善してもらった」(51.4%)だった。
「解決しなかった」と「その他」を除く2番目に多い回答は「家族・友人に相談して解決した」(7.5%)、3番目は「当事者同士で話して解決した」(5.9%)となっている。
スタッフに相談する割合が高いが、中にはトラブルが起きても、お世話になっているという理由で、スタッフなどに相談できない人も見受けられた。調査結果では、13.4%が「トラブルは解決しなかった」と回答している。
ケアスル介護では
老人ホームに対して直接相談しても解決しないようであれば、外部の相談窓口に連絡しましょう。例えば、重要事項説明書に記載された苦情担当窓口や、自治体の介護サービス相談員などが挙げられます。
(プレスリリースより)
とアドバイスしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Speeeのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000014788.html【介護アンケートVer.7】介護施設でのトラブルに関するアンケート│ケアスル介護
https://caresul-kaigo.jp/column/articles/19060/