介護状態や遠距離介護について調査を実施
Speeeは9月6日、同社が運営するウェブサイト「ケアスル介護」にて、介護状況に関するアンケートの結果を発表した。介護経験がある250名を対象に、介護状態や遠距離介護に要した時間や費用などについて調査したもの。
まず介護の形態について尋ねたところ、「介護施設に入居」(34.8%)、「在宅介護」(32.4%)、「遠距離介護」(29.2%)という結果になり、ほぼ三等分されていることが明らかになった。
遠距離介護者の9割が最低月1回は帰省
遠距離介護を行っている(または行った経験がある)人の帰省頻度は、「週1~3回程度」(47.9%)最多だった。次いで「月1~3回程度」(28.8%)、「ほぼ毎日」(13.7%)と続き、全体の9割以上が最低でも月に1回以上は帰省していることがわかった。
ただし距離が遠いなどの理由で、頻繁に帰省できないケースもある。調査結果でも、被介護者との距離が遠くなるほど、帰省頻度が少なくなる傾向がみられた。
遠距離介護では、交通費の負担も大きい。調査によると、1時間未満の場合は「5,000円未満」が最多、3時間以上の場合は「3万~5万円以内」が最多だった。
約75%が介護の困りごとをケアマネジャーに相談
介護に関する悩みや不安は、プライベートな内容も多いため、周りの人に相談しづらいことも多い。利用できるサービスや困りごとの解決策など、介護の知識はどこから得ているのだろうか。
調査結果では、「ケアマネジャー」(74.8%)と、圧倒的多数となっている。次いで「医師・病院」(32.0%)、「家族・親族」(23.2%)、インターネット(22.4%)と続く。
ケアマネジャーは主に、ケアプランの作成や介護事業者との調整、利用者や家族からの相談対応を行う介護の専門家である。このため、介護の悩みを解決する際にケアマネジャーに相談する人が多いようだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Speeeのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000014788.html【介護アンケートVer.14】遠距離介護の帰省頻度は?介護状況に関するアンケート│ケアスル介護
https://caresul-kaigo.jp/column/articles/19482/