国立国際医療センターリハビリテーション科医長監修
7月16日、日本リハビリテーション医学会専門医の藤谷順子氏監修による新刊『改訂版 「嚥下調整学会分類2021」に対応 かむ・飲み込むが難しい人のごはん』が講談社から発売された。
同氏は国立国際医療センターリハビリテーション科医長で、あらゆる疾患の入院患者のリハビリテーションに対応。既刊の著書には『テクニック図解 かむ・飲み込むが難しい人の食事』などがある。
なお、講談社は2019年に『「嚥下調整食学会分類2013」の新コード分類に対応 決定版 かむ・飲み込むが難しい人のごはん』を刊行しており、新刊は「嚥下調整学会分類2021年版」に対応した改訂版である。
在宅介護の一般から介護職まで幅広く使える一冊
かつて、医療の現場でもかんだり飲み込んだりすることが困難な人の食事は「飲み込みやすくてやわらかければ良い」とされており、見た目も味も二の次だった。ただ、食べることは人生の基本であり、食欲がわかなければ、食事量が減り、低栄養でさらに症状が悪化する悪循環が起きてしまう。
新刊はミキサー食の書籍ではあるが、ミキサー食にありがちなおいしくない、ミキサーにかけただけで必ずしも飲み込みやすくないといった食事を紹介するものではない。できる限りおいしく、栄養価も高く、口のリハビリになるようなものを家庭でも作ってもらえたらという思いでできあがったものである。
「安全だけどおいしい」「味・香り・色を大切に」「少量でも高栄養」「かんたんに作れる」を実現。基本の野菜・肉・魚ムース、卵、主食類のほか、丼や麺類、シチューなどが豊富に用意され、デザートや酒のゼリーも充実させた。おいしさを逃さないポイント、安全に作るためのポイントなども解説している。
(画像は
Amazon.co.jpより)

『改訂版 「嚥下調整学会分類2021」に対応 かむ・飲み込むが難しい人のごはん』(藤谷 順子) - 講談社
https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000427031