全国ホームヘルパー協議会会長が回答
3月20日、訪問介護の現場に多い悩みや疑問に答える新刊『訪問介護の困りごとQ&A』が世界文化社から発売された。B5判、160ページ、定価は3,080円(税込)となっている。
同社は訪問介護事業所のサービス提供責任者やホームヘルパーなどに向けた隔月刊誌『へるぱる』を発行しており、新刊は『へるぱるブックス』として発売。著・監修は全国ホームヘルパー協議会会長で、熊本県ホームヘルパー協議会会長、介護福祉士、介護支援専門員の田尻亨(たじりとおる)氏である。
サービス提供責任者・利用者や家族にも
訪問介護は在宅ケアの最前線であり、最後の砦でもある。その使命感は訪問介護職の誇りややりがいにつながるが、現場に数多くの課題があっても、多忙を極める中で、それぞれの課題について、じっくり考える時間がないという現実もある。
新刊では、訪問介護の現場でよく聞かれる悩みや疑問を7つのテーマに分けて解説する。「利用者・家族に訪問介護を理解してもらう」「契約からサービス開始に向けて」「ホームヘルパーの育成、指導、研修」の悩みや疑問に現場目線で回答している。
また、「サービス提供責任者の職域」「緊急時やクレーム、ハラスメントへの対応」「他職種連携」「人材確保」についても解説。参考資料として「説明時のポイント」も収録する。サービス提供責任者はもちろん、訪問介護の利用者や家族にも参考になる一冊となっている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

訪問介護の困りごとQ&A - 世界文化社グループ
https://books.sekaibunka.com/book/b10131163.html