適切なケアで「できること」を増やす方法とは?
株式会社ウェルビトは4月22日、認知症の高齢者の生活支援をテーマとしたオンライン勉強会を開催する。
同社がケアマネージャーを対象に実施した「認知症の人の生活の困難さ」に関するアンケート結果をもとに企画した、「『生活の困りごと』から考える認知症の方への支援~ご利用者の視点を活かしたケアの工夫~」と題したセミナーである。
アンケートでは、在宅で認知症の人を支える際に直面する多様な課題が浮き彫りとなった。なかでも、BPSD(行動・心理症状)に対する対応は、介護者にとって大きな精神的・身体的負担となっている実態が明らかになっている。
認知症を発症すると、これまで行えていた日常的な行動が困難になり、自立した生活に支障をきたすことがある。ただし、こうした困難さのすべてが不可避というわけではなく、本人の持つ能力や習慣、得意なことを活かしたアプローチによって改善が見込めるケースも多い。
勉強会では、高齢者の心理支援を専門とする臨床心理士/公認心理師の扇澤史子氏が講師となり、本人が「できること」や「得意なこと」に焦点を当てた支援方法を解説する。日々のケアに取り組むケアマネージャーにとって、現場で即活用できる実践的な情報を得られる内容となっている。
また、講義の終了後には質疑応答の時間を設け、参加者からの質問に講師が可能な限り回答する予定である。
参加費無料オンライン勉強会、申し込み受付中
勉強会の開催日時は4月22日(火)の18時~19時15分、Zoomによるオンライン形式で実施される。
参加費は無料だが、事前に専用フォームから申し込む必要がある。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ウェルビトのプレスリリース
https://mi-ka-ta.jp/information/pr250408/