骨粗鬆症の改善には適切な治療が重要
旭化成ファーマ株式会社は4月15日、株式会社インターネットインフィニティーと共同で、全国のケアマネジャー(介護支援専門員)を通じた骨粗鬆症の診断・治療を促す啓発活動を開始したと発表した。
この取り組みは、高齢者に多く見られる骨粗鬆症の治療普及を目指している。旭化成ファーマが持つ専門的な医療知識と、インターネットインフィニティーが介護事業者とのネットワークを活用することで、在宅で生活する高齢者に対する疾患理解と受診意識の向上を図る。
ケアマネジャーを介して診断・治療を後押し
骨粗鬆症は加齢とともに患者数が増え、特に80代では2人に1人が罹患しているとされる。治療には食事や運動に加え、薬の継続的な投与が必要だが、骨粗鬆症の治療を受ける人は少なく、治療を始めても継続できない人が多いのが現状だ。
こうした状況を受け、両社はケアマネジャー向けの研修キットと、利用者向けのリーフレットを開発した。全国の介護支援事業所に配布し、ケアマネジャーによる利用者への働きかけをサポートする。
旭化成ファーマはこの取り組みを通じて、
骨粗鬆症の診断・治療が必要な利用者を介護の場から医療へとつなげるとともに、今後も継続して医療と介護が連携し、地域で骨粗鬆症対策が行われるような環境づくりに貢献したい
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)

旭化成株式会社のプレスリリース
https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2025/me250415.html