日研トータルソーシング、介護士・看護助手育成を強化
総合人材サービス会社の日研トータルソーシング株式会社は4月25日、「立川メディカルケア研修センター」を開設したと発表した。
この研修センターは、介護士・看護助手に必要な基礎知識を体系的に学べる育成施設であり、同社にとって初の取り組みとなる。
「2025年問題」に対応する人材育成に本格着手
介護業界では、高齢化社会の加速に伴い、介護人材の不足や離職率の高さが深刻な課題となっている。
特に今年は、国民の5人に1人が後期高齢者となる「2025年問題」に直面する節目を迎え、今後ますます介護人材の需要が増加すると見込まれている。
こうした背景を踏まえ、同社では「立川メディカルケア研修センター」の開設に至った。
同センターでは、就業前のスタッフに対し、介護士・看護助手に求められる基礎知識や用語、業務の流れを学ぶ座学研修に加え、実技用マネキンや介護用ベッド、車椅子などを用いた実技研修も実施する。
事前に必要な知識と技術の習得を図ることで、現場における就業前後のギャップを最小限にとどめ、早期退職の防止と定着率の向上を目指す。
(画像はプレスリリースより)

日研トータルソーシング株式会社のプレスリリース
https://www.nikken-totalsourcing.jp/