「Moments That Matter介護休暇」
メルク株式会社(以下、メルク)は、メルクグループジャパン各社において介護を目的とした新たな特別有給休暇制度「Moments That Matter介護休暇」を2025年5月1日より導入した。
同制度は、重篤または終末期の病気にある家族に、従業員が寄り添うほか、緩和ケアや終末期ケア中の家族を看取ることを目的に、年間最大10日間の有給休暇取得を可能にしている。
介護対象は直近の家族(両親・子供・パートナーなど)としており、困難な時期に従業員が家族との時間に集中できる機会を提供する。
従業員が勇気、尊重、強い責任感を実践
メルクは仕事と家庭の両立を支援する姿勢を明確にし、介護者となる従業員は勇気や尊重、強い責任感を実践しており、同社の企業バリューを体現している。
また、経営執行委員会議長兼CEOであるベレン・ガリーホ氏は、「従業員とその大切な人を支援することは、雇用主としての重要な責務だ」といった旨、今回の制度導入に関しての考えを示している。
なお、同制度は2024年にMerck(ドイツ・ダルムシュタット)が、同社と関連会社の従業員向けに発表したもので、2025年1月にメルクグループジャパン各社で拡充した不妊治療の支援制度に続き、2つ目の制度導入となった。
(画像はメルク株式会社 ホームページより)

メルク株式会社 プレスリリース
https://www.merckgroup.com/メルク株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000020833.html