家族間のトラブルを防ぐ新たな相談窓口を設置
株式会社アイディアヒューマンサポートサービスは6月9日、家族問題の相談窓口を新たに開設したと発表した。
日本では少子高齢化の進行により、介護負担や遺産相続などをめぐる家族内のトラブルが増えている。家庭裁判所に申し立てられた家事事件の総数は、2022年には114万7,682件に上った。中でも相続に関する件数は増加傾向にあり、手続きの遅れや関係悪化を招くリスクが指摘されている。
一方で、「まだ元気だから」と将来の話し合いが後回しにされがちなのも現状だ。「親に本音を言えない」「兄弟と話せない」「相続の話題を出すと関係が壊れそう」といった心理的なハードルが、問題の顕在化を妨げている。
こうした背景を踏まえ、同社では弁護士や税理士などの専門家とも連携し、家族間の関係修復と問題解決を支援する体制を整えた。
心理職の養成を主軸にヒューマンサポート事業を展開してきた同社が、育成で培った専門性を活かし、高齢化社会が抱える悩みにも対応していく。
心理カウンセラーが家族間の円滑な対話を支援
相談対応を担うのは、「家族問題アドバイザー」と呼ばれる心理カウンセラーの専門資格を有するスタッフ。感情を整理し、過去の確執に向き合いながら、円滑なコミュニケーションの形成を支援し、当事者間の合意形成をサポートする。
「話しておけばよかった」と後悔する前に、「話せる今」が未来を変える大切な時期です
(プレスリリースより)
同社は今後も、心理カウンセリングとメンタルトレーニングを通じ、心のケアを通じた家族問題の解決に取り組む方針だ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社アイディアヒューマンサポートサービスのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000047506.html株式会社アイディアヒューマンサポートサービスのホームページ
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