外国人介護人材の採用などを包括的に支援
埼玉県が、埼玉県社会福祉協議会内に「介護のみらいサポートセンター」を開設したことを、6月16日に発表している。
同サポートセンターは、急速な高齢者人口の増加から今後深刻化する介護人材不足に対応するため、外国人介護人材の確保と介護現場の生産性向上の取り組みを総合的に支援するワンストップ窓口として開設されたものだ。
ICT機器などによる生産性向上の観点からも支援
「介護のみらいサポートセンター」では、外国人介護人材の採用を検討中の介護事業所を対象に、外国人介護人材採用に関するトータルサポートを実施。具体的には「専門相談員によるオンライン・対面での相談対応」や、「採用経験のない事業所向けの外国人雇用推進セミナーや地域巡回セミナーの開催」、「外国人介護人材を紹介する登録支援機関の調査・分析」などを行う。
また、生産性の向上の観点からも支援する。「介護ロボットやICT機器などの導入に関する相談対応」や、「介護機器・ICTツールの案内や、生産性向上の基礎知識などを習得する研修会の開催」、「業務改善の方法について助言を行うコンサルタントを派遣して伴走支援」などを実施する。
(画像は埼玉県 ホームページより)

埼玉県 プレスリリース
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