ISEが福島県会津若松市に支社を開設
株式会社情報システムエンジニアリング(以下、ISE)は5月23日、福島県会津若松市に「Joint Research Center-会津支社」を開設し、高齢者を中心とした入浴中の事故リスク抑制ソリューションの社会実装を行うと発表した。
同社は2020年より会津大学(コンピュータ理工学部 情報システム学部門:陳文西教授)と連携し、入浴者のふるまいや生体情報を可視化して、入浴者の状態を解析する技術の研究を行っている。
ISEは今回この研究を、入浴者が入浴を楽しんでいる状態からの逸脱察知に応用することで、高齢者を中心に入浴中の事故リスクを抑制するレジリエンスエンジニアリング志向のソリューションとして、社会実装することを明らかにした。
会津大学との共同研究で2件の共同特許を取得
ISEと会津大学は、共同研究で2件の特許(特許7126230、特許7162232)を取得。会津大学と2023年と2024年に共同出展し、2024年にMCF大賞のファイナリストとして選出された医療機器設計・製造展示会「メディカルクリエーションふくしま」に、3年連続で出展する予定だ。
また、大阪・関西万博に向けた「TEAM EXPO 2025」プログラムの一環である「DOICメタバース展示会」にも、会津大学と共同で出展している。
今回の「会津支社」設立は、ISEが取り組む「アクトローカル、シンクグローバル」の実践の一つで、今後も公的なコミュニティーに参画しながら事業展開を図っていく。
(画像はプレスリリースより)

株式会社情報システムエンジニアリング プレスリリース
https://ise.co.jp/news/11305/株式会社情報システムエンジニアリングのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000059515.html