高齢者の安全な入浴環境を
大分県を拠点に福祉用具の販売・住宅改修を展開する株式会社ナガヨシは、高齢者の安全な入浴環境をサポートする新サービス「B-NCすべり止め施工」の提供を大分県全域で開始したと2025年7月2日に発表した。
低コスト・短工期で長期間持続
同サービスは、特殊なコーティング剤を塗布し、その表面を滑りにくく加工する工法だ。滑りやすい浴室や浴槽が原因で発生する高齢者の転倒事故、という深刻な問題への画期的な解決策となる。
従来のすべり止め対策であるタイルの張り替えや、大規模なリフォーム工事と比較して施行時間は約1時間、コストも大幅に削減できる技術だ。施工後の見た目や質感を変えることはない。
また、10年以上にわたってすべり止め効果が持続するというも大きな特長だ。
介護保険の適用も
高齢者の浴室での転倒事故は、その発生件数が交通事故による死亡件数を上回るほど深刻化しており、日常生活における大きな脅威となっている。
滑りやすい床や浴槽は、安心して入浴できるはずの時間を危険なものに変え、住み慣れた自宅での生活を困難にする要因の一つだ。
同社は、大分県下の全市町村窓口に対してこの施工方法を説明し、介護保険における住宅改修の対象工事として認定される運びとなった。要支援・要介護の認定を受け所定の条件を満たせば、自己負担1割から3割で利用できる。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ナガヨシのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000155112.html