米、地質調査所(USGS)も「大地震が来る!」
米地質調査所(USGS)は12日、日本を大地震が襲う可能性について、「非常に高い」というデータを発した。
それによると、先に大きな地震が発生したトルコで余震が起きるより高いという。また、1年以内に大地震が起きる可能性についても、圧倒的に高い確率を示している。
高まる大地震の可能性
東日本大震災は1000年に一度の大地震といわれる。日本の歴史を振り返ると、一か所で大きな地震が発生すると、別の場所で大地震が起きるケースが少なくない。
週刊現代によると、北海道大学地震火山研究観測センターの森谷武男・研究支援推進はM9.0クラスの大地震が、今年12月~来年1月にやってくる、との警告を発しているという。
森谷氏は地震前に現れるVHF波の乱れ(地震エコー)から地震を予知する研究を行っている。東日本大震災前に見られたのと同じ地震エコーが、ここ7か月連続でかんそくされているそうだ。
森谷氏が震源と予測する千葉県沖では、気象庁がスロースリップを観測。加えて、先週からは伊豆や愛知でも小規模の地震が頻発しており、首都圏を襲う大震災について、心配する声が高まっている。
検索ランキングで判明! 必要な情報はこれだった
c-net Japanは12日、震災後の検索ワード数がどう変化したか、分析結果を発表した。
それによると、被災地ではあまりの被害の大きさに、直後の検索は急増しなかったが、その後、電気やガス、水道などのライフラインについての検索が大半を占めた。
地震から日数を経るに従って、入浴や給油についての検索が現れ、人々のニーズの変化が読み取れる。
首都圏では直接的な人的被害はほとんどなかったものの、電車などの交通網がまひしたことから、交通状況についての検索が急増した。
首都圏は昼間と夜の人口差が大きい。もし平日の昼間に地震が発生したらどうやって帰宅するのか。あらためてチェックしておくべきだろう。

◆World Earthquakes
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