利用者2人
東京都福生市が始めた高齢者の買い物代行事業が伸び悩んでいます。読売新聞の報道によると、現在登録者は6人で利用者は2人だけ。品揃えが原因のようですが、日野市のように他の自治体では成功しているケースもあり、福生市でも今後は対象商品を増やすなどの対応を検討しています。
生鮮食品は対象外など、品揃えが問題?
福生市の事業は現在、市民の状況把握のための実証実験というかたちで行われています。市内37点の商品約290点が掲載されたカタログから電話などで注文すると、1回100円で宅配してもらえます。しかし生鮮食品は対象外だったり、そもそも品揃えが少なかったりすることから、利用が進みません。
しかし、読売新聞の報道によると「すごく助かった」との利用者の声も聞かれ、サービスのニーズはあるようです。同様の事業で、開始4ヶ月で98人の利用があった東京都日野市のケースもあります。福生市でも今後は利便性が向上するよう対応していく予定です。

買い物代行利用低調(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20120407-OYT8T00861.htm東京都福生市
http://www.city.fussa.tokyo.jp/