血液1滴だけで認知症リスクの測定が可能
株式会社SEGNOS(以下、SEGNOS)は2024年12月31日、血液1滴で認知症リスクを測定する『ThermaLISA(サーマライザ)法リスク測定キット』について、認知拡大を図るべく無料メールマガジンの配信を開始したと発表した。
『ThermaLISA法リスク測定キット』では、温度応答性を持つ磁性ナノ粒子が用いられており、高感度な免疫診断が可能となる。血液1滴で認知症リスクを測定できる手法を採用。専用キットを用いて自宅で採血し、郵送するだけで認知症のリスク測定ができる。
従来のPETスキャンや脳脊髄液検査と比べて負担が少ないほか、迅速(1週間程度)かつ高精度な結果が得られることも特徴の1つだ。
無症状期からのリスク評価で治療効果を最大化
『ThermaLISA法リスク測定キット』では無症状期からリスク評価ができるため、レカネマブやドナネマブなどといった抗体医薬品による治療効果を最大化できる可能性もある。
同キットによる早期発見と対策によって、健康寿命の延伸や介護負担の軽減にもつなげられる。
無料メールマガジンでは、早期のリスク測定の重要性や、同キットの特徴の特徴や具体的な利用方法などを紹介している。1月1日から配信が開始されており、同キットの提供は6月から開始される予定だ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社SEGNOS
https://segnos.co.jp/株式会社SEGNOSのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000006.000149238.html