高齢者が考える健康やセルフケアについて調査
株式会社アンテリオは、70歳以上の高齢者を対象に健康に対する意識調査を実施、その結果を発表した。
調査の目的
同調査は、高齢者の考える理想の健康像やセルフケア、処方薬やサプリメントなど健康に関する考えや行動を探るために実施。
70歳以上の100人を対象とした会場面接調査および1023人を対象としたインターネット調査が行われた。
70歳以上が理想とする健康の姿は
調査によると、70歳以上の高齢者が理想とする健康の姿は「自立した生活を生涯維持できること」で、健康を判断する指標として「おいしく食事が食べられる」「自分で自分のことができる」「自分で考えて判断できる」などが重視されていることがわかった。
また、通常の健康状態について「あまり健康ではない」「健康ではない」と感じている人は全体の23.1%、そのうち59.5%がセルフメディケーションを行うことがあると回答している。
処方薬、市販薬、漢方薬、サプリメントについての印象は
処方薬の印象として「効果が高い」「安全性が高い」「信頼できる」が多かったのに対し、市販薬の印象は「価格が高い」「補助的なもの」と感じている人が多く、回答者の4割が「なるべく使いたくない」と回答した。
また、漢方薬については「価格が高い」「安全性が高い」「自然」という印象が強く、サプリメントについては「価格が高い」「補助的なもの」「効果があるのかわからない」との認識を持たれていることが判明した。
(画像はプレスリリースより)
株式会社アンテリオのプレスリリース
http://www.anterio.co.jp/news/Anterio_1506A.pdf